某大手企業サラリーマンによる、日本酒と生活

旧帝大学院を卒業して某一部上場企業で働くサラリーマン。大好きな日本酒を主として自由に書いてます。

【190】黒龍 石田屋 26BY

黒龍の石田屋と仁左衛門は誰もが知る高級酒ラインだと思う。探す気になれば案外簡単に手に入ったが開け時が見つからなかったので自宅にて熟成させていた。特別な日でもないがそろそろいいかなと思い、二本買った内の一つを開けてみた。

立ち香は穏やかだが、黒龍に共通するメロンがほのかに香りその奥にバニラがある。
まさに水って言うぐらい綺麗で滑らかな口当たり。後味に少しほろ苦さがあるのは熟成によるものだと思うが、これは蔵で寝かせたからか、それとも自家熟成によるものなのか分からない。今までに味わったことのない世界観だ。ほんのりと広がるバニラ様の甘味が心地よい。
あー時間が経って水っぽく感じる。もう少し空気に触れさせて開かせた方がいいのかな。じっくりと時間をかけて飲んでいきたい。
香りに黒糖っぽさも出てきた。和菓子。


開封2日目
昨日よりバニラ感が増している。やっぱり昨日は味が弱すぎてたと思う。今日は甘味がちょい出てる。これは素直に美味いと言える。買っておいて良かった。おそらく27BYはもう無理だから来年は確保しておきたい。

開封4日目
熟感が減衰し始めてきた。よりみずみずしく、フルーツというかスイーツというか心地よい甘さがより強く感じられる。

開封7日目
ほとんど熟感がなくなってる。めちゃくちゃ綺麗な口当たりではなくなったが甘味がいい具合に出てきた。

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